地味

最近初めてコンタクトを作った。

 

 

今まではコンタクトなんて不経済だという理由で眼鏡をかけ続けていた。

 

 

が、本当は眼鏡が嫌いで裸眼で過ごしたい気持ちが大きくなったこと、コンタクトを作る勇気が出たこともあってコンタクトデビューを果たした!

 

 

 

 

なんでも初めてのことは特に不安な私、コンタクトを作る手順やら眼科のあれこれやらリサーチして臨んだ。

 

 

眼科は中学以来行っておらずアイメイクはどうするのかわからずリサーチ。

 

 

結局目の周りだけすっぴんで渋谷。

 

 

調べて行ったことや、眼科の人たちの稀に見る親切さで難なくコンタクトを作ることに成功!

 

 

ほっとした私はせっかく渋谷に来たことだしと思い散策したのだが、街中やお店でちらっと写る裸眼の自分の姿、

 

 

もう10年弱ぶりに見る裸眼の自分。

 

 

変わらずゲロブスで落ち込んだ。

 

 

渋谷の睫毛バッサバサのギャルにレジ打ってもらって自分との差に落ち込んだ。

 

 

 

 

 

 

コンタクトにしたい理由に、眼鏡をやめたら地味ブスから脱却できるのではないか、という期待があったのだろう。

 

 

というか、それが一番大きな理由だ、そんなことないふりしてたけど。

 

 

 

 

 

この日は家に帰ってアイメイクも施してみて、自分の顔を見てあれこれ考えてみたけれど、どう見ても顔が平らな地味顔ブスだった。

 

 

 

 

 

ここで考えるのが私がいつも自分が"地味"であることを気にしていることだ。

 

 

顔が地味であること。

 

また、自分を出すことが苦手で、どこのコミュニティでも"大人しい"と言われてきたこと。(=性格も地味?)

 

 

 

 

自分がブスだと落ち込むとき、どう直したいかと考えるといつもパーツがはっきりした派手な顔だ。

 

 

派手な綺麗な顔だったら大人しくも見えないだろう、無口だとしてもクールだと評価されるだろう、と考える。

 

 

何かしら上手くいかない一つの理由が地味であることだと考えてしまっている。

 

 

地味な女が好きな男いないでしょってモテない理由の一つにしている。

 

 

 

 

 

 

 

中学生が、実は俺煙草吸ってるんだぜ、みたいに悪ぶりたい中二病ってのがある。

 

 

 

私も、実はそんな常識的な考えばっかしてるんじゃないんだぜ、奇抜な柄も好きなんだぜ、夜遊ぶこともあるし酒も飲むんだぜ、みたいに派手ぶりたい中二病だ。

 

 

こんな歳まで中二病、いつまでも中二病だ。

 

 

 

 

地味な自分を受け入れる方法

 

あるいは

 

地味から抜け出す方法。

 

 

 

うーん、地味って悪なのだろうか?