時々可愛い下着が欲しいなぁと下着ブランドのサイトを巡ることがある。
可愛い、欲しいと思う下着は決して多くなく、まず気にいるデザインの下着を見つけるのが容易ではない。
そんな中で気に入った下着をクリックして詳しく見ようとすると、大抵落胆する。
最小サイズB65。
いつからか期待して詳細ページを開くことがなくなった。
どうせBカップからのお取り扱いですよね〜〜というノリでサイズを確認し、最小サイズがAカップだと軽く喜ぶ。
なぜ私は下着に対してまで期待をしないように努力せねばならないのだ。
手っ取り早く見つけるにはサイズでソートをかけるのだが、まあAカップの少ないこと。
そしてなぜ、わざわざ可愛くない下着のサイズ展開を広げるのだろうか。
同じ衣類ならフリーサイズはフリーサイズではない、入らない、と不満を言う太った人の気持ちと似ているだろうか。
しかしよく考えてみると、太っている人の大半は自分の不摂生のために太っており、それは自己責任であって、なんなら痩せることができる。
一方私の貧乳は自己責任ではない。
貧乳に人権はないのだった。
可愛い下着も、ドチャクソエロい下着も、なんならボリュームアップをうたった下着もBカップから。
おっぱいはきっとBカップから。
なるほど、乳首を隠すためのブラジャー、おっぱいを支えるためではないブラジャーなど作りたくない気持ち、わかります。
譲歩。