昔から人付き合いが苦手で、人といると楽しいことをできる一方、嫌な思いもするのであれば、一人でいいやと思っていた時期がある。
が、今は人といるのがいいなと思っている。
人付き合いが苦手で悩むことがあるのは変わらないが。
一人でずっと考えて悩んで答えが出なくても、人と話すことでその呪縛から逃れられることがある。
なんかあっさり解決してしまう。
解決までとはいかなくても、気持ちがすっと軽くなる。
人と話すと、そういう考え方をすればいいのかという発見や学びもあるし、自分の気持ちに共感してもらうことが救いになる。
ただ雑談するだけでも気が紛れる。
こう簡単に楽になれるから人を求めてしまう。
しかし人付き合いは苦手だから、そう話せる人間関係を築くのがなかなか難しい。
だから、話せる人がいると逃したくなくなるのだろう。
それがまた悪い結果を招いているのだと思う。
特定の人に依存してしまう。
よくないのはわかっている。
最近読書をしているとそこに共感できる感情や考えがあって、嬉しくなることもあれば涙が出ることもあった。
同じような考えをしている人がいるとわかるのは嬉しいし(嬉しいとは少し違う気もするが上手く言い表せない)、自分ではよくわからないがもやもやしていた感情を言語化されていると、そこで自分の感情を理解できて何故か涙が出る。そうそう、そうなんだよって。
やはり共感は大きな救い。
最近考え事をしないようにと読書をしていたが、良いものを与えてくれるし、結構いいものだ。
でもやっぱり私は欲深いから、文章に一方的に共感するのではなく、分かち合いたくなってしまう。
共感は気持ちいいからやめられないし、楽に一番気持ちよくなれる方法を求めてしまうのだろう。
一人では気持ちよくなれないことばかりだな。
今のところ風呂くらいしか思いつかない。