気分が落ち込んだ時によく悩んでしまうのが自分の価値についてだ。
自分とは一生付き合っていかなくてはならない。
そんな自分が価値のない人間というのは辛いものだ。
私は昔から人間関係を上手く築いてこれなかった。
親友は?本当の友達は?一番仲の良い友達は?と聞かれて困った。
いないから。
代替のきく友人関係しか築くことができない。
私がいなくても誰も困らない、と思うと悲しくなるものだ。
価値がないんだよな、と思う所以である。
そして更に気分が落ち込んでしまうときには、そんな中でも大切だと思っていた人に蔑ろにされた出来事を思い出してしまう。
あぁやっぱり、と思うのだ。
価値のない人間であると証明されてしまったのだ。
普段は自分が価値のない人間だと思っていながらも、信じたくないから、そんなことないと言い聞かせどうにか保っている。
しかし、価値のない人間であると証明された事実がある。
不確かな"価値がない人間ではない"という自らの慰めと、確かな"価値のない人間だ"という他人からの評価。
信じられるのはどちらか明白だ。
ゴミを捨てるという簡単な判断をここまでできずに苦しんでいる。
そのゴミは紙くずみたいなただの燃えるゴミではなくて、処分が面倒な粗大ゴミでもなくて、捨てた本人以外の人間、特に身内に迷惑をかけるゴミだから捨てられずにいる。
そんなこんなしているうちに、またゴミが自分はゴミではない!ゴミじゃないよね?ねえ誰か認めてよってゴタゴタ言い出すから厄介だ。
期待は禁物だというのに。
学習能力のないゴミに成り下がる。