妄想

 

私は妄想癖がひどい。

 

 

人の妄想がどの程度か知らないが、自分で気持ちが悪いからやめたいと思うほどだからかなりひどいと思っている。

 

 

妄想の中にいる自分は理想的な姿だ。

 

 

理想的な自分を妄想の中で生かすことで保っているところがある気がする。

 

 

私は幼稚園児のようで、今日ね、こんなことがあったんだよー!なんて子供みたいにあれこれ聞いてもらいたくて仕方がない。

 

 

誰とも話さない日はもちろん、人と一緒に過ごしているときも基本的に聞き役のため自分のことを話すことはない。

 

 

すると妄想が捗り始める。

 

 

妄想の中の人にあれこれ話して、その人に返答してもらって、楽しい会話を展開する。

 

 

話し相手は妄想で作り上げているから、理想的な返事しかしてこない。

 

 

今日は楽しく会話をしながら一人で勉強した。

 

 

妄想がいい結果を生んでいるのならやめなくていいだろうか。

 

 

人に言えないようなことやめたいけれど。

 

 

書いていて改めて客観視してみて思う、やばい、気持ち悪い。

 

 

いつからだろう、シャワーの時間が妄想の中の人にお話する時間になったのは。

 

 

 

 

過去の出来事や、予定のことを妄想することもある。

 

 

過去ではこういうルートもあったかもと考え、未来のことはこうしたいな〜なんて考えているのだろう。

 

 

妄想の中はいつも楽しい。

 

 

しかし冷静になるとその過去は妄想ほど楽しくなかったし、未来は理想通り訪れないことがわかる。

 

 

一人で悲しく、そして恥ずかしくなる。

 

 

 

 

また期待なんだ。

 

 

今私の中で起こる一般的なことを考えて書いているのではない。

 

 

今日それがまた起こったから衝動的に書いていることを思い出した。

 

 

また期待してしまった、それが恥ずかしい。

 

 

誰に恥じているのかわからないけど恥ずかしい。

 

 

何度こう期待してがっかりしたか。

 

 

だから期待しない、期待しないと言い聞かせていたのにまたやってしまった。

 

 

本気にしてたの?って誰か嘲笑って欲しい。

 

 

妄想の世界ばっかり広げて、それはどこか期待しているからで、でも現実には起こらないことに気付いて落胆して、その繰り返し。

 

 

それを一人でコソコソ繰り広げてるの、やっべーよ笑っちゃうよ、笑えないけど。

 

 

期待する私がいけないのか。

 

 

決して起こり得ないようなことを期待していたわけではないはずなんだけどな。

 

 

 

 

 

こうやって期待しちゃ駄目って自分に言い聞かせる度思い出すのがIKEAに行こうと話したことだ。

 

 

私はIKEAに行ったことないし、本当に行ってみたかったのに、本気で行く気になってた?って。

 

 

私はいつだって本気だ。

またみんなで飲みに行こ〜〜!なんて飲み会の約束以外本気なんだよ馬鹿野郎。

 

 

 

 

それにしてもいつまで根に持っているのだろう。

 

 

いやただIKEAに行ってみたいだけだ、今特に必要な家具ないけど。