飲み会が嫌い

 

人から飲み会の話を聞いて不快に思うことがあった。

 

誰々が酔い潰れて〜だの、二次会はこうでその次ダーツに行って結局帰ったのは4時くらいだの。

 

それを聞いていい歳して酔い潰れて恥ずかしくないのか、という思いもあったが、それ以外にも何かもやもやする嫌な気持ちが湧いた。

 

それが何かわからなかったが、少し経ち今気付き更に辛くなってしまった。

 

 

二次会、三次会まで参加し飲み会というものを楽しんでいる人が沢山いるというのに、飲み会という場が苦手で、楽しめない自分が嫌になったのだ。

 

 

人と上手く関われない社会不適合者、その事実から顔を背け生きている。

いざそのことと向き合うとなると苦しくて仕方なくなる。

 

 

幼い頃は大人しくていい子だと言われてきたが、大人になった今になっては大人しく口数が少ないなんていい子とは言えない。

 

 

会社でも早く出世しているのはコミュニケーション能力に長けた陽キャの先輩だ。

 

 

子供の頃いい子でなくてよかったから、生まれつき外交的でありたかった。

 

 

努力厨はきっと努力すればいいことだ、甘えだなどと言うのだろう。

 

 

だが子供の頃から根付いたこの引っ込み思案、生まれつきのこの性格、なぜ人より努力を要するのかと嘆きたくなるのはおかしいだろうか。

 

 

私だって金持ちで可愛くて賢く明るい女に生まれたかった。

 

 

 

 

今問題視すべきなのは、この歳になって自分の境遇を受容しきれていないことかもしれない。